もとまち

スキャンドールのもとまちのレビュー・感想・評価

スキャンドール(1996年製作の映画)
3.2
90年代電波系サブカル要素のごった煮。脚本を小中千昭が担当しているだけあって全体の雰囲気は『lain』っぽい。やたら魚眼レンズを多用してくるビデオ撮りスタンダードサイズの映像も、初期の世にも奇妙な物語や堤幸彦のTVドラマを思い出して懐かしい気分になった。薄暗い部屋に緑のライティングをされた水槽とか、あの時代の作品群でよう見かけたなー。暇人ニートの境地のような主人公が、マンションの住人全員(5人くらい)を盗撮し始めただけで「俺は神になったのだ〜」とはしゃぐ幼稚っぷりがショボくて笑った。
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