完全に私が足りなすぎる。
ただ単に訳わからない話ではまったくなくて。
私にはコネクトするドットがなかっただけで、理解しないで、わかる人にはわかる映画だったのではないかと思う。
自分の頭をチタンにせざるおえなくした車という存在への偏愛ぷりや、訳もなく人を殺していくことなんか、これは人の矛盾した感情や依存へのメタファーなのか。とか考えられたし、妊娠出産のシーンは、リンチのレイザーヘッドを思い起こさせたし。通して伝えたかった物語というのは分からなかったのに、このへんはなんか分かるな。とか深読みおじさんの様に勝手に分かったふりしていた。
本当は伝えたいこともメタファーも何にもないのかもしれな。でもこのなんか分かんないけどちょっと分かるという感覚新鮮でよかった。