ベビーパウダー山崎

ジョン・ウィック:コンセクエンスのベビーパウダー山崎のレビュー・感想・評価

2.5
もうなにも感じない。無。銃弾飛び交うアクションもダンスの振付のようで、傷みも憎しみもゼロ。まったくアガらず。前作以上にキアヌはもっさり。年齢的に限界。いまだに『マトリックス』での姿、あの幻影を追いかけてこちらが想像で加算している感じもキツい。町中でもバンバン人が殺され、この世界(社会)のルールはどうなっているのか、こちらが疑問を持つこと自体アホらしく思えてくる。モブキャラが車に跳ねられながらのアクションはグラセフというよりセインツロウみたい。
真田広之はまた死んでる。真田広之は日本のスターだとか、やけに持ち上げるけど、外国でのキャラ設定はこんなのばっかり。アメリカ映画での日本のイメージはアニメと変態エロと討死(美しい犠牲)。まじで勘弁して。
作り手が最も愛情持って(Respectして)いそうなドニー・イェンに+0.5。真田広之と比べると破格の扱い。キアヌとドニー・イェンと真田広之がライバル×友情みたい感じなら、三つ巴でグチャグチャ殺ればよいのにさあ。長すぎる階段落ちは、狂っていてちょっと面白かった。