まさかの劇場貸切だったから、ずっと「ちょー楽ちいーーッッ！！ちょー楽ちぃよーーーーッッッ！！ｹﾞﾗｹﾞﾗ」って言いながら観てた。こんなんもうキアヌとドニーさんと真田広之という怪物アラ還トリオにありがとうございます、ありがとうごさいますって鼻水と涎垂らしながら合掌するしかないじゃないのよ…。とんでもないですよあの人たち…本当に人間のおじさんかな…？
映画の長さについては好みの問題だから感じ方は人それぞれだと思うけど、私はこの長さ全く無駄だとは思わなかったし、むしろ怪物アラ還トリオのアクションをもっと見ていたいくらいだった。マトリックスリローデッド観た時、長すぎるアクションとカーチェイスにうんざりして「アクション映画の格闘シーンってちょっと物足りないくらいの方が映画として飽きが来ずにいい塩梅に仕上がってるんだな」って腑に落ちたけど、やっぱりそんな事は無かった。マトリックスリローデッドは単純に同じ事の繰り返しだからおもしろくないだけだった（そこまで言う？）
キアヌがアクションする時に「ｼｮｱｯ、ｼｮｱｯ」って言ってる（気がする）の大好きなんだけど今回もたくさん聞けたし、リロードの素早さに相変わらず惚れ惚れするし、ヌンチャク使いどんなん見せてくれるんかと思ったらまさかのタコ殴りで愛おしすぎる〜ッ！ジョンってシリーズ通して「うん…確かにこれは逆恨みされてもしょうがない…カナ…」って思う様な後先考えない行動あるっちゃあるけど、キアヌ補正で「でもジョンウィックさん、本当は情に厚い誠実な人なんよな…」って絆されちゃうし、なんなら辞表を受け付けてくれない超ド級のブラック企業で社畜扱いされてて可哀想で仕方ないんよな…。大阪コンチネンタルにも正直「ん…？何しに行ったっんだっけ…？」ってなったけど、キアヌとチャドが真田広之に出てほしいから作った場面ですて言ってるんだからそこはもう物語における整合性なんてもんはどうだっていいんですよ。
でもただ一つだけ言わせて欲しいのは、パラベラムの時もそうだったけど、訓練を受けているとはいえ、わんちゃんを危ない場所に連れて行かないで！戦闘に参加させないで！！わんちゃんは安全な場所で愛でてちょうだい！！（シリーズの味とも言える部分を全否定する元も子もない主張）
