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スペース・スウィーパーズのkazataのレビュー・感想・評価

スペース・スウィーパーズ(2020年製作の映画)
4.5
SF映画繋がりと言うことでNETFLIXで独占配信中の韓国製SFをウォッチ!
(「こんな大規模SF映画が配信レベルかよ?」…と思ったら、元々劇場公開用映画だったのがコロナ禍の影響を受けてNETFLIXでの独占配信が決まったパターンらしい……これまたSF映画は映画館の大スクリーンで見てこそだよね)

いや〜期待通りの"ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー"感!
そして想像以上の"スター・ウォーズ"感に大満足!!
(おまけに物語設定は"エリジウム"感…)

なんかまたしても日本映画との埋めがたい大きな差を見せつけられちゃいましたね……モブキャラ達の人種(国籍)構成のソツの無さよ!
(この辺の国際感覚が邦画って本当に薄いよね…)
(最後のヒャッホー!展開に日本人は蚊帳の外な寂しさと言ったら…)

約10年前はオオカミ少年(=狼男)として愛するパク・ボヨンちゃんをひたすら待ち続けていたソン・ジュンギが、「宇宙のどこかを漂っている娘を探し続けている」っていう設定だけでもう感動ですわ!
(本作で保護することになる少女=かつてのオオカミ少年って構図だね)
(一途な愛がチョ・ソンヒ監督のポリシーなのかな!?)

フリとオチがしっかりしているから見やすい上に大感動できるのと、"永遠の少年感"漂うソン・ジュンギって(良くも悪くも)"ライトな役者"って印象なんだけども……そのライト感がプラスに作用して(=悲しい設定を乗っけても映画が暗く見えない感じ…)気軽に楽しめる優秀なエンタメSF映画になっていると思いました。
(NETFLIXドラマ『ヴィンチェンツォ』も見ねば…)
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