Sora

哀愁しんでれらのSoraのネタバレレビュー・内容・結末

哀愁しんでれら(2021年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

エンタメではあったと思う。
結果に全てが繋がると思って身始めると確かにガッカリかも。全ては繋がらないよ。

結婚は独房

幸せとはただ其処に在るものだとするならば結婚は本当にそうすることでしか幸せになれないのかもしれない

子供の将来は親の教育によって決まる。ナポレオンの台詞の引用が要所で使われるが、大ちゃんが言った時は震えたね、嗚呼成る程と、ヒカリが世界を閉ざし、要らないものを排除して行ったのは確かにそうだと。

思えば全ての行いに関して自分の色をつける、自分の思い通りにする、自分に従う人間を作ることに関して積極的(最早病的)だった。最後にヒカリに怒鳴って説得するところは凄かった。

馬鹿な友達でも友達なんだ、ある程度付き合っていて損はないんだ、そんなことより周りから変な目で見られることの方が怖いんだぞ。

子供は親の背中を見て育つ。ヒカリは父の背中を見て育った。

不倫中に死んだ前妻も、本当に事故なのか?と疑ってしまうくらい、後からこちらが推測するくらいはいい映画だと思います。賛否両論ありますが。
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