米軍兵士の父親（シングルファーザー）と2人の息子を約9年間に渡って追ったドキュメンタリー映画。
父親は自分の父親の影響で軍人になったこともあり、息子たちにも同じ道を歩んで欲しい気持ちが強い。
そのせいか、長男が大学に進学するといっても、応援をするどころか「お前には無理だ。軍人になるしか無い」と言い放つ。
長男は大学に進学して警官になることをやめ、父と同じ軍人になることを決意する。
長男は軍隊に入ったものの「アフガニスタン紛争が何故始まったのか分からない」と言う。
アフガニスタン紛争が何故始まったのかも分からないのに、アフガニスタン紛争に行き、アフガニスタンの民間人を殺す恐怖さ。
そして、父親の強い愛国心が長男と次男、さらに生まれてくる子どもまで苦しめていることに気がつかない恐怖さ。
この映画は賛否両論が分かれると思う。
是非見て欲しい。
