俺の好きな任侠モノとは違うんだろうなぁと思いながらも楽しみにしてた映画。
ノースフェイスのホワイトヌプシは東城会に入る前の堂島大吾を思い出しましたね(関係ない)。
チンピラの1999年。
初めて事務所呼ばれた時にみんなで寿司食ってるシーンめっちゃ好き。一気に持ってかれましたね。館さんの優しさマジで泣ける。
ヤクザの2005年。
綾野剛きまってるな!市原隼人久しぶりにみたけどかっこよかったな。
由香役の尾野真千子さんよかったなぁ。キャバ嬢役もバッチリ。「老けてんな」言われてたけど。「ヤクザの人ってなんで夜なのにサングラスしてるの?」とか率直な疑問をぶつけまくるシーンは1人でゲラゲラ笑ってた。
そして2019年。
2005年に輝いていたあの人たちは…現代ヤクザの現状が辛すぎて泣いた。
2005年にみんなで焼肉食ってるシーンが大好き。店の端っこで宿題やってて「俺らみたいになるんじゃねぇぞ」なんて言われてた翼が、2019年にはイケイケのやり手に成長!でも賢治をしっかりリスペクトしてたり…その辺がめちゃめちゃよかったなぁ。
親子、兄弟、そして家族。絡み合う関係がグサグサと俺のツボを刺してきて、最後にはボロボロ涙こぼしてた。
心に染みる映画でした。ただ結構ずっしりくるので、日曜の昼間に間違ってザ・ノンフィクションみちゃった…みたいな感覚がちょっとあるのも否めない。