（アマプラで視聴可能です）
12月20日は山本譲二さんの
53枚目のシングルレコード「ねっこ君」の発売日です！(2006年)
おめでとうござ…
ねっこ君！？
NHK「みんなのうた」の楽曲のようです
聞いてみたところ子供のコーラスがあって
何となく「北風小僧の寒太郎」っぽい曲でした
途中でピコピコなアレンジが入ってきてかっこいいです
というわけでその17周年（←中途半端）を
お祝いする意味も込めまして山本留似さんが出ている作品を見てみます（無関係）

意外と隠れた名作かも…（当たったためしのない予感）
いざ視聴開始です！


（ネタバレあり&徒労感ありです）



みんな大好き男の中の男！
やべきょうすけさん主演のヤンキーものです
アマプラには2022年の作品と記載されていますが
実際は1998年の作品でした
どれだけサバ読みしてるんや！
とボビーオロゴンさんも
ご立腹になると思います

画質はVHSの3倍録画みたいな感じなので
劇中で古い自主映画が流れている設定なのかな？
と思いましたがなかなか終わりませんし
このまま70分以上続くようです（苦行）

そして何故か全編アフレコですね
撮ったあと
これを見ながら声を合わせたのか…
それはそれでまた苦行のような気がします

そんな苦労の末に作られた作品ですし
保健の先生が
林絵理だったということもあって
視聴続行してみます
星野南や光月夜也の名義で
「美神（ミューズ）の唇 〜ピンサロ界のスーパースターAV上陸〜」
「家庭教師の誘惑 ～覗かれた課外授業～」
「やまとなめしこ」
などに出演したことで広く一般的に知られている彼女ですね

さて冒頭のスクーターのノロノロ感も気になりましたが
いざケンカが始まるとまたノロノロというか
モタモタな追いかけっことなります
そしてカクカクとしたスローで殴られたり投げられたりします
スローでのケンカシーンは
「湘南アウトロー烈伝 黒虎武羅総長・希美」でもありましたので
ここに原点があったのかと感動した次第です
しかし「湘南～」の方が笑えるレベルのスローだったのに対して
今作は殴られてよだれをたらしまくるという
特に必要のない演出がスローで映し出されるので
この上なく不快極まりないことになってしまっているのでした
トホホ…

そして「やらせろ」「やらせて」のみで
突破しようとするナンパシーンなど
頭の悪さ全開の展開を経て
なんやかんや&あれやこれやで（めんどい）
赤ちゃんのオシメを替えるシーンがあるわけですが
なんと女の子の赤ちゃんで
ばっちりと映ってしまっている…というか
堂々と意図的に映してしまっているのでした
どこに頑張りとこだわりを見せてるんだか…
ちなみに「1枚の紙おむつが土にかえるまで
500年から3000年かかるのよ」
という知識も得られる
学びのある作品でもあるのでした


それから序盤でどう見ても女性だった相手を
男と見間違えていたことがあったのですが
中盤になってようやく
「実は女です」と明かされるという
ポカーンな展開も待っています
やべきょうすけだけが見間違えてるのかと思ったら
周りにいる全員が見事に騙されていて
カラダを売る仕事からは免除されていたということのようですが
かなり苦しい設定です
彼女は姉と共に中国から不法入国した出稼ぎ労働者なのですが
そんな思わぬテーマをぶっこんできて
悲哀に満ちた空気感になったかと思いきや
先生とウフンアハンな展開へとなだれこみます
えぇぇぇ…
さっきまで怒って悲しんでた気持ちもどこへやらで
ひたすら楽しみまくります
あきれるほどの回数を楽しんで
果てるときには花火が上がる映像が流れて
朝が来ると「太陽が黄色く見えるぜ」とつぶやくのでした
昭和っぽいなあ…

そして思い出したかのように
ヤンキー映画の世界に戻ってきて
激しいリンチシーンが始まります
その公園には「まむしに注意」
という看板があったのがとても印象的なのでした


なんやかんやで（めんどい）
最後の戦いとなります
「楽しくてしょうがねーぜ！」とか
「面白くなってきたぜ！」という
セリフがあるのですが
見てるこっちとしては苦笑いするしかない作品なのでした…



余談
山本留以さんって女優さんかと思ったら
なんとヤンキー役の男性でした
エンドロールが
ちょい役まで写真付きで名前が出るという
親切さだったのでわかったのですが
これは他の作品も見習って
必ずそうしてほしいなあ…と思いました
小さい字でダラダラ名前だけ出されてもな〜

おかげで
安めぐみもナンパされる役で
出てたことがわかって驚いたのでした

そしてあの赤ちゃんの名前まで出てるのですが…
本人は迷惑してるだろうな…

〖1990年代映画：OV〗
1998年製作で、やべきょうすけ主演のヤンキーもの。
ケンカあり、エロスありの作品でした。

2022年105本目

• #2022年鑑賞
• #1998年製作
• #OV
• #V級
• #やべきょうすけ

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