ヤン・シュヴァンクマイエルの部屋のchaooonのレビュー・感想・評価

『ブラザーズ・クエイによる短編作品集I』より、2/3。
前回配信時に見逃した2作がやっと観れた🙌🏻✨
GYAO様再配信ありがとう👏🏻✨

クエイ兄弟にクリエイティブ面で大きな影響を与えたチェコのアニメーション作家、ヤン・シュヴァンクマイエルへのオマージュを表明した作品。
イギリスのテレビ番組がヤン・シュヴァンクマイエルの特集を行った時に製作されたものとのこと🇬🇧

頭が本、手が烏口になってる不思議な機械人形が、どうやらヤン・シュヴァンクマイエル。

頭の中を書き出されて空っぽになってしまった、小綺麗な顔の人形は、弟子？奥様？それともインスピレーションの象徴？

部屋にはシュヴァンクマイエルが作品モチーフにしたアルチンボルドの絵画も飾られてる🍑🍇🌾🍒🌸

幾何学模様の部屋が不思議な雰囲気を醸し出す。
トリックアートの要素が溢れる。
平面なのか立体なのか、わからなくなる、不思議な空間と物体。
引き出しの奥に階段が続いていたり、引き出しが何重にも出てきたり。
部屋が黒くなったり白くなったりするのは、精神面の反映？

ラストは自立、旅立ち？

クエイ兄弟の作品の中では1番と言って良いほど、音楽が躍動的で明るい印象✨
なんとなくいつもより物語性があるように感じるけど…
話がわかったかと言われたら、やっぱりよくわからん😇
インスピレーションと創作の話だろうとは思うけど🧠⚡️

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