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越年 Loversのゲルのレビュー・感想・評価

越年 Lovers(2019年製作の映画)
3.6
舞台挨拶付き先行上映にて。
すれ違いながらも徐々に心を通わせていく、不器用なふたりの三つのオムニバスラブストーリー。
行間を読んだり、少ない台詞から様々なことを想像したりして雰囲気を楽しむおしゃれ映画。

台湾パートは、ヤオ・アイニンが可愛いだけで理解不能だった。
平手打ちってもう時代に合わないと思う。
フィクションとは言え若干引いた。
山形パートは、大人同士の不器用な恋のドキドキ感がスクリーンを通して伝わってきて良かった。
寛一役の峯田和伸と碧役の橋本マナミが馴染んでいるというか、並んで立っていても違和感がなかった。
本人も「だんだん山形弁がしゃべれなくなってきている」とおっしゃっていたので、橋本マナミの山形弁には期待しない方が良い。
冷めたお雑煮は美味しくなさそうだった(笑)。
マレーシアパートは、趣里に似た雰囲気のあるヒロインがキュートだった。
三つの中では最も叙情的。

ノスタルジックな音楽が良かった。
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