ニカイドウ

ストレンジ・ワールド 異世界への招待状のニカイドウのレビュー・感想・評価

3.3
まず、配給がアルバトロス・フィルムなんで、スマホなどの暇を弄ぶアイテムは遠ざけてからご視聴ください。絶対に…
夕方のスクールバス。いつもの道が倒木で通れず、運転手は傍道へ…それこそがストレンジ・ワールドへの一本道だった。
5人の子供が全員B級チック。ポリコレ意識してないのに予算の関係でポリコレ風になってしまった配役っぽい。
死体に脱獄犯にモンスターと日常とはちょっと違うけど、異世界という程でもない謎の地下廃墟に迷い込む5人。
優等生風メガネ女子が、あだ名IQやのに低俗でエッチな手サインに笑うのはアリなのか?
全編英語やけど、調べたらイタリアとドイツ制作の映画みたい。そこらの国では普通なのか?…ギャップ萌えか?
そういえばIQ、バスで一人だけ男の隣に座ってたな。めっちゃ席空いてるのに…
大人は瞬殺やのに、子供は生き残る。モンスターが配慮してるのか、子供のほうが美味いから少しづつチューチューしてるのか?笑
そして、モンスターもっと出せよ!!!
……と、文句はいくらでも出てくるものの、実は嫌いになられへん作品でした。
というより『IT』などのジュブナイル・ホラーの雰囲気を纏わせてくれててむしろ好きかも。
モンスター問題も低予算やからモンスターのスーツが1着しかないんやと思う。制作側もツッコまれんのわかってて、匂わせラストちゃんと付けてくれてるから、まぁ許せる。
最後に、邦題は「地下室の悪魔」とかで良かったかもな。キングの小説に似たのあるけど。笑
原題「short cut」よりはストレンジ・ワールドのがマシではある。笑
俺だけでも観て良かったと書いておこう。
ニカイドウ

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