YAZ

ワールド・トゥ・カム 彼女たちの夜明けのYAZのレビュー・感想・評価

3.9
ケイシー・アフレックの観る
制作も兼ねてるようです

1856年NY州
夫ダイアーと農場営むアビゲイル。
幼い娘亡くし物静かな夫との希望
ない生活。ある日隣に越して来た
フィニー夫妻の妻タリーと急速に
近付くがの話

日記形式のアビゲイルモノローグ
多めな彼女目線でほぼ進み静かな
映画

ケイシー演じるダイアーがクズでない
のがアビゲイルにはむしろ辛いのかも
不幸ではないけど幸福感も無い平凡で
刺激無い毎日
愛してると口では言ってくれるけど
自分の存在感を感じられない

タリー夫妻はあまり語られませんが
アビゲイルとは環境全く違って彼女の方
が気の毒かな~と
直ぐにでも夫から逃げたい女性でアビゲ
イルをリードする感じ
ヴァネッサ・カービーぴったりでした

アビゲイルが内に秘める女性なので静か
なトーンが抑えきれずに
それでもダイアーは妻思いで男目線から
するとこれは無理です

娘の死から逃れられないアビゲイルを
タリーが救う
アビゲイルにとって一生忘れられない
存在になったように思う
思いますけど夫ダイアーの存在は?と
も思うのであります

好きなタイプの映画でした
ノルウェイ出身の女性監督のようです
YAZ

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