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大統領のカメラマンのIdeonのレビュー・感想・評価

大統領のカメラマン(2020年製作の映画)
3.5
オバマ大統領の任期中、専属カメラマンだったピート・スーザが、さまざまな写真とともにオバマ氏の人となりを語る。オバマ氏側の人間だから、彼に好意的になるのは当たり前だが、それを抜きにしても、オバマ氏がいかに真っ当な人物だったかということが分かる。ホワイトハウスの裏側を映し出した写真から、この政権が国民に開かれたものだったと知れる。トランプ大統領はカメラマンをホワイトハウスから締め出して、PR用の新たなカメラマンを雇ったそうだ。方向性が真逆であることが分かる。トランプが大統領になったことが、アメリカにとっていかに異常なことだったか。
「いい加減な人物をいい加減に選んではいけない」私たち日本人も肝に銘じなければならない。
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