せりな

ピカソがピカソになるまでのせりなのレビュー・感想・評価

ピカソがピカソになるまで(2019年製作の映画)
3.0
キュビズムのピカソの作品しか知らない人は、ピカソの絵の変遷を知ることができるので面白いと思います。
人生のターニングポイントの影響が作品に現れているのを見ると、アーティストとデザイナーの違いがはっきり出ているなと感じる。
青の時代を経てキュビズムへと繋がっていく過程に、アーティスト自身の経験の影響が大きく見てとれるので、自分自身をキャンバスの中で昇華することで作品が生み出されて行くのかなと思った。
あとは、新しい表現に対する探究心が強い人が西洋画家には多いなと思う。

ピカソは彫刻とかも得意なのでもっと紹介して欲しかったけど、尺が足りなくなっちゃうよね。
こちらもピカソ入門的な内容になっているのかなと思いました。
せりな

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