やはり大作映画だけあって冒頭からド派手でワクワクさせてくれます。しかし…フラッシュのパートになると説明が多いのでちょっと退屈。
バック・トゥ・ザ・フューチャーなどの映画で世界が歪んだ事に気付くのは面白い演出でした。
フラッシュの映画というよりはＤＣユニバースな印象。こちらも遂にマルチバースに手を出したましたね。後づけで何でも出来る反面、ゴチャつくから諸刃の剣だからあんまり良い印象はないでうが…。展開はちょっと「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」に少し似ている印象。
ヒーローといえど中身は人間で脆いものは分かりますが、本作のフラッシュはあまりにも考えが短絡的で幼稚で何とも言えません…。
バットマンのあの言葉が全てであの言葉の重さを思えば踏みとどまると思うのですが…。
もう１人のフラッシュの顔が何かデスマスクみたいで気持ち悪い…。アキラ１００％かい！は笑いました
やっぱり！マイケル・キートンさんの「私がバットマンだ」は初代を繰り返し観た者には熱いですね。
スーパガール役のサッシャ・カジェさんがクールビューティーですね。
クライマックスは流石の迫力の戦いでテンションが上がりますね。
ただ…二人のフラッシュのデコボコ漫才はちょっとしつこくて笑えなくなって来ます。
変えようすればするほど事態が悪くなるというタイムトラベル物のセオリーは描かれていて良かった。
しかし…やっぱりこの手の物語は事態を招いたのは主人公なので、それがあるのでもう１人のバリーへの説教もあんまり響かない…。
それでも歴代のスーパーマンとバットマンの登場には興奮しました。
ポシャったスーパーマン企画で演じる事になっていたあの人の登場には驚きました。
凝りてないじゃんというラストは確かに賛否ありますが、DＣ映画のファン向けのサプライズが面白く楽しめた作品でした。
