子を捨てた親と、その子を売るブローカー達の物語。脛に傷を持つ者達が旅を通じて『家族』のようなものになっていく流れは、是枝監督作品に共通してるテーマのようなもの。
今回のメインキャストに共通してたのは、皆『捨てられた』人達だったんだと思いました。
最初は互いが理解できずにぶつかりながらも、互いを知り、同情し、慈しみながら赤ちゃんを核に各々の問題に迫っていく。本当の家族を知らない4人が、正解のない問題に悩み苦しんでる。その様子が緩やかで残酷で温かかったです。観覧車のシーンがその全てだったんだと思いました。
ソヨンが起きた時に赤ちゃんがいてホッとするの、良すぎた。
