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AK-47 最強の銃 誕生の秘密のMaoryu002のレビュー・感想・評価

AK-47 最強の銃 誕生の秘密(2020年製作の映画)
2.8

第二次世界大戦中、負傷したカラシニコフ(ユーリー・ボリソフ)は祖国ソ連のために武器設計と製造に熱中する。やがて、ライバルたちとの競争を経て、1949年に画期的な自動小銃を作り出す。

欧米からすると、憎き敵の量産銃のイメージが強いAK-47。その誕生秘話をフィクションを交えて描いた作品。

夢に向かって粘り強くチャンスを待ち、“正義のために” 仲間たちと試行錯誤を繰り返す。さらにそこには軽い挫折と恋愛も差し込まれるという、オーソドックスな構成なんだけど、展開に抑揚がなくて途中で飽きてしまった。

シンプルであることの利点はよくわかるけど、天下のAK-47の素晴らしさというか、鮮烈なお披露目みたいなものに欠けてた気がする。

一方で、自分が何を作っていてどう使われるのか、人間としての葛藤なんかは全く存在せず、終わってみると、ある種のプロパガンダ映画を観たような気分になってしまった。
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