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甦る三大テノール 永遠の歌声のtaominicocoのレビュー・感想・評価

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朝一の駆け込みオペラ!

と書くと、めちゃくちゃ贅沢に聞こえるけど、本当にコンサート会場にいるかのような臨場感に圧倒された作品でした。

が、朝一だったからか、地域がらか、平日だからか、わたし含めて観客は三人…😭
かなり寂しい。コロナ感染のリスクは著しく低いけど…😭

オペラはヨーロッパ映画の演出で見かけるだけで、全く知識はありません。

4つ打ち専門チャンネルのわたしでも、さすがにパヴァロッティぐらいは知っている。
何故かが、この作品で知れました。

ああやって、オペラが大衆へ溶け込んでいったんですねぇ…。好意的に受け取る人も、そうじゃない人がいるのも何となく分かるなぁ。

高校の同級生に「オペラは上流階級の道楽」と断言していた子がいて、ハマると身を滅ぼすとかなんとか言っていた。 

なので、オペラは縁の無い音楽だと決めつけてました。イタリアに行った時、本物を観ておけば良かったと若干、後悔しています。
刷り込みって怖いですね😅


オペラ歌手のルチアーノ・パヴァロッティ、プラシド・ドミンゴ、ホセ・カレーラスが初めて介した伝説のコンサートをフックに、その後の3大テノール歌手の活躍と功績を関係者のインタビューで辿ります。

3大テノールのコンサートが開かれたきっかけが、サッカーのワールドカップなんですねぇ。サッカー⚽️はルールさえ分からないほど興味がないので、その経緯に感動とか共感できなかったのは残念……。でも、凄まじい歌声がとにかくドラマチックでした。

ドキュメンタリーなので好き嫌いが分かれる作品だと思いますが、稀代の歌手のパフォーマンスが30年の時を経て、わたしまで届いたことに感動しました。

ありきたりな表現ですが、本当に胸が震えました。

ロン・ハワードが監督した『パヴァロッティ 太陽のテノール』を見逃したのが悔やまれる!レンタルされたら、チェックしなければ。
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