このレビューはネタバレを含みます
きっと自分のことを忘れてしまうくらい小さい愛息子を残してこの世を去る、想像するだけで胸が張り裂けそうなのに、新しい両親を探すジョン。優しく見守り、時に叱り、そして抱きしめる。
怒られた後マイケルがおもちゃやパジャマを投げる様子を見て微笑むのが辛かった。普通ならイラッとしてしまうかもしれないのに、もうすぐ息子には二度と会えなくなるから何もかもが愛おしい。
"ようし"って何?
マイケルに"ありがとう"や"ごめんなさい"をちゃんと教える姿が素晴らしかった。きっとジョンが人生で大切にしてきたことだと思うから。
マイケルを託した女性が出てきた時、"やっぱり"とか、"意外"など思わず、『ジョンが選んだなら大丈夫』と思えた。
ラストのマイケルの顔…どうか幸せでいて。