ればこ

ラターシャに捧ぐ ~記憶で綴る15年の生涯~のればこのレビュー・感想・評価

3.0
音楽や絵面がきれいな映画でした。女の子や女性の撮り方が綺麗な映画です。

鑑賞後にこの事件について調べたら、ラターシャを打った店主が韓国系アメリカ人だったことや、そのお店が万引きの被害に遭い続けていたことも分かりました。
それが免罪符にはならないのはもちろんとして、でも店主もラターシャと同じくその地域で差別を受けてしまう側の人だったこととかから、なんだか一概に言えない何かが色々絡み合っていたのかなぁと思いました。差別は悪だけれど、その悪を改善するにはそこに絡みついているものを解かなければいけないのかもしれない。

映画はラターシャの生と死にスポットがあたっていて、でもこれを観た人はその全容を自分で調べるっていうね、映画としての役割を15分くらいの短い時間でもちゃんと果たしてるなぁって。
そんな映画です。
ればこ

ればこ