OSHO

パリの調香師 しあわせの香りを探してのOSHOのレビュー・感想・評価

3.5
気難しくわがままな調香師の女とドライバーの男の物語。

女は、Diorの元人気調香師。ただ、仕事のプレッシャーで鼻が効かなくなり退職。その後、鼻は元に戻るもわがままな性格もあって香水の世界に戻れない。

男は、娘を溺愛する父親。娘の養育権を得るために仕事は辞められず、わがままな女の雑用のような仕事もいやいややる。

対極にいる2人だけど、お互いのことを少しずつ理解していく…という話し。

『最強のふたり』『グリーンブック』『ドライビングMissデイジー』に似たパターン。
ありがちだけど、設定はしっかりしている。
一方、映画のテイストは(典型的なフランス映画で)雰囲気重視になっていて、
私はアンバランスに感じた。
そこまでハマらなかった。

ただ、本物の洞窟の匂いを嗅いで、博物館にある偽物の洞窟の匂いを決めるなど、
調香師の仕事って面白そうとは思った。
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