とりん

スカイライン −逆襲−のとりんのレビュー・感想・評価

スカイライン −逆襲−(2020年製作の映画)
2.6
2023年8本目

スカイラインシリーズの最終章。
最後にしてスケールが一番大きくなったものの、ストーリーはよくわからない感じだった。
1作目で感じたディザスター系の何者かが分からない圧倒的な力を目の前に絶望するサバイバル感が一切無くなった2作目、そこで終わっても良いのに、さらに最終戦争という感じで続いた。
しかもテンポ良くあったわけでもなく、2作目と3作目も数年空いている。
監督は前作に引き続きである。
相変わらず映像はすごいと言いたいところだったけど、ここにきてCGのクオリティが若干落ちた。それでもこういうB級にしてはかなりのものではあるが、前2作目と比べるとやはり劣る。
今回は前回倒し損ねた敵を倒しに行く的な感じで、前作で生まれた1作目の主人公の子どもが活躍する話でもある。まぁそこは良いのだけれど、いろんな用語も飛び出し、見逃したのかもしれないが、その説明もなくどんどん進むので整理が追いつかない。
新しい敵も出てきて、SFアクション要素も強めになってはいるものの、正直前作の方がまだその辺りも良かった。無駄に話のスケールがデカくなってしまい、ツッコむことすら気が滅入るかも。まぁこういうB級だからな感じの内容ではあったかな。たたここまで続ける意味があったのかというのは疑問だし、1作目がそれなりに秀逸だっただけに残念感は否めない。
とりん

とりん