2018年スペインのクライムスリラー。融資申し込みで銀行にいたＩＱ１６７のラケルが強盗犯相手に頭脳戦を繰り広げる。
ラケルはやり手のおばさんだったという話。終盤は話が二転三転し、脚本はよく練られているが、中盤まで進行がゆっくりであまり緊張感はない。ラケルが娘と離れ離れになった経緯がいまいち分からない。
原題は「70 binladens」。
500ユーロ札（約6万8000円、発行終了）について、存在は誰もが知っているが、見た者は誰もいないということにかけて、スペイン人が「ビンラディン」と呼んでいたことにちなむ。なので英題は「70 Big Ones」に変更されている。
