バリカタ

愛しの故郷のバリカタのレビュー・感想・評価

愛しの故郷(2020年製作の映画)
3.0
平和な中国の地方PRオムニバスです。小気味良い短編が5本。
今日のアップリンクは、たまたま日本にいらっしゃる中国出身の方が多くいらっしゃってたみたい。場内は爆笑が連発してました。終演後は拍手でした。5本とも中国の地方を舞台にした笑いとベタなプチ感動という流れのお話です。

笑いに部分については僕はクスッ程度でした。
すれ違い話や、ベタなボケ。
二人羽織風シーンも、みたことあるなー的。
ただ中国出身の方々大爆笑でしたから、きっと字幕では伝わらない
本国の方しかわからないところがたっくさんあったんだろうなぁと、羨ましかった。1本目の名前のくだり。「北京出身なら〜だろう」のとこ全然笑えなかったけど場内はワッハッハだったもんなぁ。

「初恋の来た道」が好きな僕にとっては嫌いな類の映画ではないですが、ちょっと5本はきつかったかな、同じようなテイストは(笑)お話は面白いんですが。

ゲラゲラ、ふむふむ、クスクス、しっとり、なるほどねー、じんわり涙、ほっこり。悪くないです。
5本ともうまく地方(故郷)とストーリーをリンクさせています。
あざといほどに。(なんだろ?国策かな?って思えちゃうくらい)

僕は5本目がお気に入りでした。おもしろかったです。電波状況が悪くなるところいいですね。

「愛しの母国」を未鑑賞なので見てみたいと思います。