11/4からNETFLIX配信開始！
「現代にも残る地獄 北朝鮮の強制収容所の実態を描く衝撃アニメ」
東京国際映画祭の監督のQA付き上映にて。
北朝鮮の強制収容所の実態を脱北者や周辺者達の証言を元に描いたアニメ。
何よりも衝撃なのは昔の話でもなくすぐ近くの国で今もなおこれが行われているという事実に身震いします。
ある日、父親が思想的な疑いをかけられ母親、妹と共にいきなり強制収容所に連れていかれ、裁判や説明もなくそこけら地獄の強制労働の日が始まります。
こんな暮らしは創作の世界や昔話のように感じていたが海を渡ったすぐ近隣の国でこんな事が行われているというのを直視させられます。今までもニュースや事実として分かっていたもののそれが物語となって1人の人間の物語で訴えられる事で考えさせられます。
監督もそんな知っててもイメージできてなかった事実に顔をつけるために映画化したとの事です。そういう意味では別の国とはいえ一瞬日本との関わりも示されるシーンも入っており、完全に人ごとではなくなります。
また映像に関してはやたら角張っていて、初期のCGのようなルックだったので予算が少ないのか？とも思いましたが監督曰く、リアルなCGだと衝撃が強すぎるためあえて粗っぽいCGにしたという意図があるようです。
現在公開に向けてのクラウドファンディングもしているようなので機会があれば多くの方に知って欲しい事実を突きつけられる作品でした。
