いもきん

Kayのいもきんのレビュー・感想・評価

Kay(2020年製作の映画)
4.6
バリバリの商社マンであったがバブルの崩壊と共に雑草に生きた父・太一(#小沢和義)が亡くなった。
離別していた娘ケイ(#七瀬可梨)は、
遺品のギターをかつぎ父と行った居酒屋で、父の人生を振り返り、彼女の感じたことは…

忌明けの翌日、父の死に対して泣けないが、遺品のギターも弾けないケイの相対する想いに、複雑な父への想いを感じました

居酒屋の父娘のやり取りを見ていると父・太一の不器用な愛情が感じられ、家族の迷惑をかけないよう離別したのではないかと感じた。

ラストの父が手招きしているシーンは、忌明けの翌日ということを考えると、父の魂は現世をさ迷っているのか?父への想いが見せた幻想か?
前者であればホラー
後者であれば、ケイの父への想いを感じました
いもきん

いもきん