ナマラマナ

アムステルダムのナマラマナのレビュー・感想・評価

アムステルダム(2022年製作の映画)
3.5
第一次世界大戦の戦場で出会った半分ユダヤ人のバート、黒人のハロルド、そして看護師をしている芸術家の白人女性ヴァレリーの友情物語なんだけど、時代が時代でもとても明るくてスタイリッシュな映画でした。
3人で楽しくアムステルダムで暮らしていたけれど、奥さんがNYにいるバートがアメリカへ帰り、薬漬けになったバートを助けるためにハロルドも帰国。ハロルドを帰国させるために付き合っていたヴァレリーは姿を消します。
まー思わぬ形で3人は再会を果たすんですけどねー。
この3人のストーリーとかはフィクションだろうけど、作中でこの3人が遭遇していく国家を揺るがすほどの陰謀が実話だったということには驚かされました。まーいつの時代にも戦争で儲けようという金持ちはいますしね。
傷痍軍人ということもありで、クリスチャン・ベールがまたまた名怪演ぶりでしたし、マーゴット・ロビーはドキっとするような美しさをみせたかと思うとチャーミングになったり。
デ・ニーロが演じた将軍は芯が通っていてブレず、かっこよかったです。
アップテンポでドキドキするようなサスペンスではありませんが、なんか目が離せなくてそれでいて楽しく観れた映画でした。
ナマラマナ

ナマラマナ