はる

ゴッドマザーのはるのレビュー・感想・評価

ゴッドマザー(2020年製作の映画)
3.4
移民問題や介護にもサラッと触れているフランスのクライムコメディ。テンポが良くて気軽に楽しめる作品です。

主人公(イザベル・ユペール)は、母親を介護施設に預けながら働くアラビア語の通訳士。警察の麻薬捜査班に所属しています。
ある日の捜査中、彼女は大麻の運び屋の正体を知ってしまいます。犯人は彼女の母親が世話になっている介護士の息子だったのです。

そこで彼女は犯人を逃がすという行動に出るのですが、ついでに麻薬樹脂を横取りして売りさばこうと考えます。
母親の介護のため、まとまったお金が必要だったのです。
この主人公、なかなかのワルでした。
中国移民も絡んでのドタバタ劇、楽しかったです。
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