かずシネマ

ムーラン 美しき英雄のかずシネマのレビュー・感想・評価

ムーラン 美しき英雄(2020年製作の映画)
2.3
ネズミーの方の実写かと思ったが違うかった。
観進めてもコン・リーが出て来ぇへん、おかしいなぁと思ってたけど当たり前やったw
よく見たら差別化する様に副題がついてたわ。
ネズミーアニメのムーランは鑑賞済み。

アニメ版の出来事の10年後の話。
ムーランは新たな戦いへ…。

戦闘着はともかく、もう男装する意味なくね?
全員ウィッグや衣装が不自然で浮いている。ウィッグは境目がはっきり見えている人もいるし、衣装はキレイ過ぎて衣装衣装してる(?)
ドーランかファンデーションか分からんけど、濃いめの色を顔につけている人全員が顔と首で色が分断されていてかなり不自然。
冒頭と最後の方のすすき野原の画は綺麗だった。
子供に対しての描写でかなり厳しいものがあるのも良いと思う。ネズミーなら結果は同じだったとしてもあの描写は絶対やらない。

10年後の話なので、おそらくネズミーの実写(やアニメ)と併せて楽しんでね、という事だろうと思う。
話にしろ衣装等にしろ、いつもよりは凝ったテレビスペシャルの単発ドラマ(つまりテレビ映画)くらいのクオリティかなぁと思う。
戦闘シーンこそあれ、話は平坦。あまり盛り上がらない。
最終シーンは特に、原作を知っていないと何なのか分からないのだと思う。画は綺麗だけど、あれが一体どんなシーンなのか分からなかった。
チャイナの作品は荘厳でスケールの大きな作品も多いけど、こういった感じの作品にもたまに出くわす。

敵役の俳優さん、ちょっと向井理系の顔やなと思った。ドーランの色が浮き過ぎやけど。(2回目)
ムーラン役の方は叫ぶ演技はいまひとつかなぁと思ったけど、他はキリッとしていて良かった。単身乗り込むシーンは特に。
ムーラン役の方は可愛らしく、娘さん役の方はお綺麗。
ムーラン、宝塚の男役出身の女優さんが男声でやったらかっこええやろなぁ。
かずシネマ

かずシネマ