LuckyMOTOMIYA

ジャスティス 百戦錬磨の女のLuckyMOTOMIYAのレビュー・感想・評価

2.0
2015年、デヴィッド・A・プライアー監督、ファビオ・ソルダニ、デヴィッド・A・プライアー脚本によるクライム・アクション・ドラマ。

元オーストラリアの特殊部隊員で、現在は総合格闘技ジム「デ・ヴリース」を経営する主人公ヴィクトリア・デ・ヴリースさん。一人娘シェリーは恋人と出かけたキャンプ先で、人狩り大好き中年サイコ男女5人組に拉致監禁され、目の前で銃殺…、怒りと悲しみに打ちひしがれたヴィクトリアさんによる復讐劇。

中年男女5人組の気持ち悪さは秀逸、とりわけ保安官と町長は幾度、転生を繰り返しても同じ人生を歩みそうな悪辣ぶり。

単純なマンハント映画かと思いきや、保安官よりは多少まともな保安官補や、かつて夫を亡くした女性医師など、意外にも登場人物は盛りだくさんで、設定はそれなりに凝っております。

また、おサイコ5人組に対して高圧的にビジネスライクなお付き合いを迫るマフィア、ランツェッタ役はエリック・ロバーツさんが演じておられます。ランツェッタの存在意義は今ひとつよく分かりませんが、エリックさんはとても素敵な役者さんでいらっしゃいます。

もちろん、ワタクシとしましては娘さま、エマ・ロバーツさんの方に関心がございますが、まあ本作とは関係ございません。いや、仮にエマさんが拉致監禁、銃殺され、エリックさんが凄惨きわまる復讐劇を展開する作品があるならば、必ず鑑賞いたします。
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