カースト制度にフォーカスを当て
文化や慣習･規律などが細かく描かれ
私自身知らなかったインドの現状を
改めて知れる機会としても良い作品でした
前半は貧困の現実が多く描かれており
主人公の幼少期エピソードや家族間の
関係性も今作の重要なポイントに。
貧しい環境で育った主人公が自分の力で
抜け出したいと行動する姿に刺激を
受けました
インドは今後最も人口が多い国になると
予想されてます｡母数が増える事で
貧困層も今より厚くなり、今作に
描かれるような現実が当たり前の光景に
なってしまったら…と思うと日本で
暮らしている自分も心が痛みます｡
ただインドの人々が昔から今も大切に
してきたもの(家族や文化,伝統など)を
受け継いでいく姿はとても魅力を感じる
部分でした｡グローバル化･多様化している
インドに興味関心を持つきっかけにもなる
作品でした｡決してポップなお話では
ないですが日本でも沢山の人に今作が
広まって欲しいなと思います｡
