このレビューはネタバレを含みます
abemaでレンタルしたけど人生の何処かでまた見直したくなるような作品だった。
ざっくり言うとアマゾン、エクアドルの山奥に住むシュアール族の話。
彼らはアマゾンに生えている葉っぱや木を使って家を作る。山芋やバナナを取り、肉が必要なら狩猟に出かける。喉が渇いたなら竹を割って水を飲み、手の調子が悪いなら蟻の巣に手を突っ込んで治そうとする。大怪我をしても痛み止めを拒み先祖代々から伝わる薬草の力を借りる。日本古代では有名な口噛み酒を彼らも嗜んでいて事ある事に祝い酒として呑む。
山奥で自給自足しながら彼らは全く文明と敵対せずに融合している。彼らは精神的に安定しており、現在人が忘れてしまった野生の知性をとても大切にして過ごしている。
何かとても凄まじいものをサラッと見せられた気がする。