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戦艦バウンティ号の叛乱のkazu1961のレビュー・感想・評価

戦艦バウンティ号の叛乱(1935年製作の映画)
3.8
「戦艦バウンティ号の叛乱」
原題「Mutiny on the Bounty」
1938/5月公開 アメリカ作品 2017-207
アカデミー賞作品賞再鑑賞シリーズ
1936年第8回 アカデミー賞作品賞

当時としては空前のスケールと迫力で描かれているんでしょうね!海洋シーンが素晴らしいです。
長い航海の末に行き着くそれぞれの人生や人間模様、抵抗や反逆だけでは結論を出せない、軍隊の規律のあり方などが繊細に描かれた傑作ドラマです。
敵役の艦長演じるチャールズ・ロートンは当時35歳だそうで圧巻の貫禄ですね。また前年「或る夜の出来事」でアカデミー主演賞を獲得したクラーク・ゲーブルの、圧倒的な迫力と勇ましさはやはりハリウッドキングですね!!

「戦艦バウンティ号の叛乱」は18世紀末近く、タヒチ島からジャマイカ島に向かって南海を航行中のイギリス軍艦バウンティ号のプライ艦長に船員たちが反乱を起こした事件をもとにチャールズ・ノードホフとジェームズ・ノーマン・ホールが書いたベストセラー小説の映画化である。フランク・ロイドの監督、ブライ艦長役のチャールズ・ロートンと航海士クリスチャン役のクラーク・ゲーブルの顔合わせと両者の共演となった。
第8回アカデミー賞では、作品賞を受賞し、主演の3人は共に主演賞に、また監督、脚本、編集、音楽賞にノミネートされた。
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