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幻想・アンダルシアのseapony3000のレビュー・感想・評価

幻想・アンダルシア(1996年製作の映画)
5.0
車椅子の夫・大杉蓮とスペイン料理屋で食事中の名取裕子。ふたりの出会いをセリフでがっつり説明してくるので先行きが不安になるが、デザイナーの夢を果たせなかった名取がレストランで耳にした行方不明の作家の話題から一気にスペインはセビィージャへ空間移動。消えた作家・根津甚八を追い求め架空の登場人物揃えて異邦人ミステリー。根津の小説の朗読を読み解きながら黒衣の女、ロバ、ジプシー。まんまドンキホーテのように名取が迷宮の冒険へ。書かないと忘れるのであらすじ書いてしまいました。ミステリなサントラもヨシ。とにかく名取の幻想つーか妄想が夢にあふれていて最高。若い男女の演技がやたらと微妙だけれどすべては名取裕子がオールフォロー。編集者役でロマンポルノとかでよくお見かけする谷本一さんが出ていた。
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