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コンフィデンスマンJP 英雄編のつるぴのレビュー・感想・評価

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2023/01/16

ダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)、3人の信用詐欺師が、地中海で英雄〈ツチノコ〉の称号をかけ騙し合いバトル勃発!

街全体が“世界遺産”に登録されているマルタの首都ヴァレッタで、騙し合いバトルが勃発!最後に騙すのは仲間!?ザ・ラストコンゲームグランドフィナーレバトルロワイヤル、いざ開幕!
これはコンフィデンスマン誕生の秘密に迫る物語。“英雄”と謳われた詐欺師〈三代目ツチノコ〉が死んだ。その下で腕を磨いた過去を持つダー子、ボクちゃん、リチャード。当代随一の腕を持つコンフィデンスマンによって密かに受け継がれる〈ツチノコ〉の称号をかけ、3人の真剣勝負が始まる。舞台は世界中のセレブが集まる世界遺産の都市。狙うは、莫大な財を成し引退したスペイン人の元マフィアが所有する、幻の古代ギリシャ彫刻“踊るビーナス”。それぞれの方法でオサカナに近づく3人だったが、そこに警察、さらにはインターポールの捜査の手が迫っていた...。果たして最後に笑うのは誰なのか!?全く先の読めない史上最大の騙し合いが始まる。そして、本当の“英雄”、最後の“真実”とは?


英雄のいない国が不幸なのではない
英雄を必要とする国が不幸なのだ
ベルトルト・ブレヒト(ガリレイの生涯より)


富裕層が持っていたモノを盗み、貧しい者に分け与えていた。それが“ツチノコ”。

7日間で誰が1番稼げるか!

目に見えるものが真実とは限らない。何が本当で、何が嘘なのか。織田信長は本当に本能寺で死んだのか?ナポレオンの辞書に不可能の文字はなかったのか?チンギス・ハーンはジンギスカンを食べたことがあるのか?コンフィデンスマンの世界へ、ようこそ!

スペインのマフィア。

おしりペンペンに興奮。

からの、インターポールと警察もやってくる。

麗奈、攫われる。
心臓が悪い。

ツチノコのカード。
4代目ツチノコはダー子じゃない。

ボクちゃんの目的はダー子を引退させること。

ボクちゃん、ダー子の仲間と組んでいた。

麗奈はボクちゃんとショッピングへ。そこで、襲われて誘拐される。

誘拐した赤い動物たちの被り物の中にリチャードがいた。

〝敵を知り尽くしたと思った時、敗北が始まる。〟

3人が揃った時、ホテルに追っ手が。
そして、捕まる。

普通の女の子にしてあげたかった。

馬鹿と鋏は使いよう←

誘拐をやると知ってて、そのままやらせた。

ボクちゃんの情に訴えかけた。

牢屋に入れても出てきてまた犯罪を犯す。だから、超法規的措置。処分する。と。

“英雄”とは“力”

あかほしに、被害届を出させて、詐欺容疑で逮捕状発行。身柄を引き渡してもらう。

とりあえず、助かった。

野良犬が狼に勝った。

ツチノコのカードがポケットに“I’mWin(勝者は私だ!)”

お前がツチノコだったんかい!

お宝を隠していた地下室はスッカラカンになっていた。そして、ツチノコのカードが。

“ツチノコ”は時代が作った。
“英雄”になんてなれない。“英雄”が魔物を産んだ。

死を持って“英雄”を葬る。

勝手に“ツチノコ”を名乗る奴が出てくるだろう。

マルセルまりむら。
ツチノコ退治!

夫人にお世話になった人たちを子猫ちゃんに。協力してもらう。

ボクちゃんだけが知らない。

ラストのネタばらし、面白し。

本物のマルセルまりむら登場。

あかほしの所に送られてきたのは、メソポタミア文明最後の彫像の一つ。グエノルキャットの彫像のホンモノだった。騙すと見せかけて騙さない。



英雄さんへ

いつの時代も人は英雄を求める。英雄こそが人々に力と強さを与え、私たちの人生を支えるから。バカバカしい。英雄なんて、不幸を隠すために作られたまやかしのかんむり。やましい心を隠す偽りの鎧。決して存在しない幻だから追いかけたって無駄。もしも本当に英雄らしいものがいるとしたら...それは日々を懸命に生きる名も無き人々のこと。私たちの近くや遠くにいる幻なんかじゃない人生を支えてくれる私の大切なあなたやあなた。

Byダー子。愛をこめて。


彫刻家のトランクにはミミズのカードが入っていた。


〝私もやるか2.5次元。〟

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