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キラー・セラピーのyutaのレビュー・感想・評価

キラー・セラピー(2019年製作の映画)
2.0
両親が迎えた望まない養女の妹を嫌い、次第に精神を病んでいく少年が、凄惨な事件を繰り返してはセラピーを受けるを繰り返し、やがて殺人鬼へ変貌する様を描いたサスペンス映画です。

ブライアン・ラングストン少年(ジョナサン・タイソールさん)は、父ジョン(トム・マシューズさん)と母デビー(エリザベス・キーナーさん)の3人家族でいたが、ある日オーブリーという少女を養女として迎えることになった。血の繋がっていない妹を受け入れられないブライアンは、両親の愛情を奪われたと逆恨みし、次第に心を病んでいく。
そんな中、ブライアンはある事件を起こし、治療のためにセラピストの診察を受けるのだが、更なる悲劇が起こってしまうのだった。


ただ愛されたい主人公の少年が、凄惨な事件を起こしてはセラピストの診療を繰り返していくうちに、それが逆効果となり、とんでもない殺人鬼へと成長していく様が描かれています。
最初、勝手な想像で殺人鬼がセラピストの診察を経て全うな人間に更正して行くのかと思いきや、真逆の展開でした。

主人公ブライアンの少年時代を演じた子役のジョナサン・タイソールさんの目つきや素振りがいっちゃってて、正直怖いくらい迫真の演技でした。
やがて成長したブライアンをマイケル・ケリキさんが演じており、映画終盤ではまさにサイコパスを熱演、ホント怖かったです。

正直、自分の苦手なジャンルで、観てちょっと後悔しました。
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