リプリー

アクアマン/失われた王国のリプリーのレビュー・感想・評価

アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)
4.0
シネコン、時間帯、双方のチョイスが悪かったのもあるだろうがえらく小さなスクリーン。
それが本当に悔しいと言うか憤ってしまうくらい面白かった。
ジェームズ・ワン監督にやはりハズレ無し。
とにかく力が強いやつが勝ちと言わんばかりの脳筋アクションシーンに、さまざまな生物が行き交う広大な海や森、気の利いたギャグと、まあ大変楽しい。
いい意味で子ども向きでだからアクアマンは楽しいんだと改めて思わせてくれた。
特筆すべきはパトリック・ウィルソン。ジェームズ・ワン作品の常連である彼が魅力的な弟役を熱演。顔芸含め笑わせてくれる。
見終えて思うことはDCEU、アクアマンがこれで最後というのが悲しいということ。仕切り直すのはいいけど、この出来でやれコケてるだ何だと言われるのは余りに不遇だな、と。
個人的には、アクアマン一作目以降どんどん良くなってきて好きになり始めていただけに「何とかならなかったのか?!」と思わざる得ない。