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ウォンカとチョコレート工場のはじまりのTMのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

DolbyCinema鑑賞

1964年に発売された小説、チョコレート工場の秘密
1971年に実写映画化され、
2005年にティムバートン監督により再度映画化された。
今の世代には2005年版の印象が強く残るが、
今作では、原作および1971年の映画の前日譚という立ち位置でウォンカの初めてのチョコレートショップの創設を描く!

いやー、さすがパディントンのポールキング監督!
こんなにもハッピーでファニーで泣ける映画を作ってくれるとは😭
心が温まるし、笑えるし、そして、おじさん大号泣でしたよ!!
ミュージカル映画としても見せ方が美しいし、楽しい!
全曲好きになった!

チョコレート組合が牛耳る街では夢を見ることを禁じられていた。
そんな街でチョコレートショップをオープンすることを夢見るウォンカ
貧困街の宿屋に騙されたり、チョコレート組合の邪魔がありつつも、彼は彼の夢のため、彼のチョコレートを待つ住人のために、
全力でチョコレート作りと販売に取り組む!

今作ハッピーな面を描くのが多いとはいえ、
宿屋のミススクラビット、ブリーチャー
チョコレート組合のスラグワース、プロドノーズ、フィクルグルーバー
彼がしっかり悪に描かれ、むしろちょっとエグみもある悪やったのが、
よりウォンカ達のハッピーの光を強くしていたように感じた。
だからこそ、チョコレート組合の曲や宿屋の地下で不当な労働をさせられてる人の曲は芯をついていて、かなり良かったし、意外とこっちの曲も好きやった!

この映画を観た後はチョコをたくさん食べたくなる🍫😋
僕は無類のチョコ好きやから、警察署長のように簡単にチョコで買収されるし、2ヶ月で70kg太れる自信ある🫃
あれには共感してしまった🤣
演じてたキーガンマイケルキー、さすがコメディアン!
ファニーな演技はやらせると一品!
今年はマリオのキノピオも演じられていて、印象に残る俳優さんやったな☺️

今作がまさかこんなにも自分に刺さってきたのは
サリーホーキンス演じるウォンカのは間違いない。
やっぱり彼女の演技って本当に素敵やし、母性が凄まじい😭
別ベクトルでやけど、ロストキングでも泣かされた。
シェイプオブウォーター、実はまだ未見なのでこちらも早く見ないとな!😭

この世界観、今作で終わるのはすごく勿体無いから、また同じ世界観の話を見てみたいな。
あの世界にもっと浸っていたい!
そう思わされる作品やった☺️
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