フジタジュンコ

ウイルスシャークのフジタジュンコのレビュー・感想・評価

ウイルスシャーク(2021年製作の映画)
2.9
★★
2023/10/04@アットシアター新宿

中野ダンキチさんが新たに立ち上げた映画配給会社・NISHIKURA-EXの映画祭にて鑑賞。

かつて英語字幕とDeepL翻訳で見たせいで意味がわからないのかと思っていましたが、中野さんの字幕でもちょいちょい意味がわかりません…ただやはり字幕だとスムーズに鑑賞ができるので、スコアは2.5→2.9へ変更しました。

前半と後半でがらっとトーンが変わるのは「KANIZAME シャークラブ」同様か。驚愕のラストには「飢餓海峡かよ!」とつっこんでしまいました。

中野さんによると、本作はコロナウイルスの大流行のタイミングで撮影され、また、ポロニア監督自身は過去に双子のご兄弟のジョンさんを病気で亡くされているとのことです。中野さんは「その背景を考えるとまた違う味わいがるのではないか」とおっしゃってましたが、そんな背景事情に鑑みても、やっぱりいつものポロニアだな…???


2022/09/02
このコロナ禍をうけてのテーマなのかなと思ったのですが、ポロニア先生はコロナごときでなにか考えを変えるような人ではなかった…いつものポロニア作品です。
見終わったあとに、「わかんねえな…わかんねえよ……」というメモを残してしまったほどに、英語字幕(ときどきDeepL)で視聴したということを差し引いても、これ、わかんねえな………

製作費200ドル以下とのことで、ふんだんに使われる資料映像(ここだけきれい)、やる気のない戦艦や潜水艦や基地のモデリング、ウイルスを保持するサメちゃんの造形のヤケクソさ、ポロニアのいつもの自宅のプールとたぶん自宅のガレージで撮影されていることも、「いつもより低予算だからなあ」と微笑ましく見守る必要があります。「ビックフットVSゾンビ」で我々の心を鷲掴みにした「布やん」という表現がまた出てくるので、そこはちょっと盛り上がりました。

いつもの俳優さんたちが出てくるのも安心感がありますね。この方たちはポロニア作品がどんなものかわかって出演しているはずですから……

サメ映画ルーキーさんが翻訳してくれたらまた見ます。いや見ないかもしれない。