オキシジェンのyutaのレビュー・感想・評価

ほぼ全編に渡って､メラニー･による機械相手の1人演技という中々攻めた強気な作品。
カプセルの中にいる真相が明かされて行くほどに冷めて行くという珍しいパターン。というのも､途中から何でもありな突飛な設定が目立って､前半における現実と幻想の狭間で真相を探って行くパートとの落差が凄い。その上カプセルから出ることはないから､説明だけで世界がどんどん拡張されていくのも実態が伴わない感じでハマらず。