ジャニーズの演劇、男性版宝塚。
ジャニーズに全く興味ない中の鑑賞。
堂本光一が主役の本作だが、光一という名前の知り合いがいない限りは、人の一生分以上の、光一という固有名詞が聞ける本作。
光一以外の役の人間は全員が光一の調味料であって、ライバルやヒロインもほぼ空気、光一と叫ぶだけの役のよう。
ただその光一もその特権的な役柄に甘んじることなく、一番動いて声出して踊りまくる。だから誰も文句がいえない。まさに、ENDLESS 光一。
内容は、showなのかfantasyなのか悩ましいが、演武、和太鼓、西洋、殺陣、雑技団、なんでもござれで、光一もワイヤーに吊るされて空を飛びまくるし、3時間、なんの興味なくても無理なく観られてしまう。
私みたいに、観るもの特になくて、ミュージカル好きなら、観てみてもそんなに悪くないかもしれない。
