アメリカの学校って日本以上にヒエラルキーがハッキリしている。
アメリカの青春映画観ると、本当にアメリカ人じゃなくて良かった。って思うわ。
学校に蔓延る女性差別と戦うため、少女はZINEを作った。それは、やがて大きなムーブメントになる!
まず、Bikini Kill の“Rebel girl”を聴いてフェミニズムに目覚めるってのがかっこいいわ。
この映画は良いところはとにかくキャラクターの配置が凄く絶妙。
目立たないようにしていたが、何かしたくて行動する少女ヴィヴィアン。
ヴィヴィアンが行動を起こすきっかけとなる転校生ルーシー。
そして、重要なのがヴィヴィアンの親友クラウディア。
クラウディアは表だった行動は控えめだが、自分ができる範囲での行動を起こす。このクラウディアこそが最もリアルに感じた。彼女のような人がいるから、行動はムーブメントになる。
恋人のセスも重要だ。フェミニストと言っても男が嫌いなわけではない。当然ながら恋もする。
もちろん、フェミニズムに理解を示す男がいるのも当然で、この辺りの登場人物が絶妙に配置されているのが良かった。
最後に、The Linda Lindasのライブシーンは最高に可愛かった!!