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底抜け大学教授のmasahitotenmaのレビュー・感想・評価

底抜け大学教授(1962年製作の映画)
3.3
ロバート・ルイス・スティーヴンソンの小説「ジキル博士とハイド氏」をモチーフにしたコメディ。
ディーン・マーティンとのコンビで人気を博したジェリー・ルイスが監督、脚本、主演と1人3役をこなす。
1996年、エディ・マーフィ主演で「ナッティ・プロフェッサー クランプ教授の場合」としてリメイク。
原題:The Nutty Professor (1963)

冴えない大学教授のジュリアス・ケルプ(ジェリー・ルイス)は、運動はからっきしダメで、授業中、腕力のある学生から皆の前でナメられ、愛らしいブロンドの女子学生ステラ・パーディ(ステラ・スティーヴンス)だけが同情してくれる。
やがて、教授はあるクスリを発明してたくましい男“バディ・ラブ”に変身。学生たちのたまり場「 パープル・ピット(紫の館)」で、一躍ヒーローとなる。
ステラは教授に同情をよせつつ、無礼なやり方で自分を口説き落とそうとする、ダンディだがエゴイストのバディ・ラブにも妙に心をひかれる。
夜はカッコいいプレイボーイのバディ・ラブに変身、昼は冴えない大学教授のケルプに戻るという二重生活を続けていた教授だが、やがて薬がうまく効かなくなる…。

物語は"これでおしまい"と思いきや、教授の両親が絡んだおまけ(オチ)が付きます。

~脇役~
・バンド・リーダー ( レス・ブラウン)
・ジムで出会う男(リチャード・キール)

「結婚したその晩に夫が母親の元に戻った感じ」

「人生では教訓を得る。いつ得ようと遅すぎることはない…
自分を好きになったほうがいい。ずっと共に過ごす相手だから」
"You might as well like yourself; just think about all the time you're gonna have to spend with you.”
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