松井の天井直撃ホームラン

パーフェクト・ケアの松井の天井直撃ホームランのレビュー・感想・評価

パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)
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☆☆☆(ディンクレイジ登場前)

☆☆☆★★★(ディンクレイジ登場後)



映画フアンに言われている格言

〝 潜水艦映画にハズレなし 〟

もう1つオマケに…

〝 脱獄映画に名作多し 〟

まあ、後者には時々ハズレっぽいのがたま〜に紛れ込んだりしますけどね💧

そんな格言に加えたいくらい…と、ここ数年個人的に感じているものに、、、

《ロザムンド・パイク主演映画にハズレなし》

…なんでありますよ旦那!
映画の途中で店のオヤジに怪訝な顔をされながらも委細かまわず、寒さに震えながら着替え始める場面は最高でした。

特筆したヒット作品こそないものの、確実にアベレージを残している気がしますね。
吉田正尚…とは言わんけど、元木、、、ゴホッ!(ー ー;)



気を取り直してもう1つ言うと、、、

《ドロップキックが飛び出る韓国映画にもハズレなし》

………あ?脱線したので戻します💦


介護ビジネスを装ったチンケな犯罪で儲けている女性コンビの2人。
なかなか興味が湧く話だ…と思って観ていたのですが。前半は思っていた程には映画が弾けてはくれない。時々ウトウトっとしてしまったくらい。

それが、ピーター・ディンクレイジが登場する中盤辺りになって、やっと映画が走り始める。
ここからは、稀代の性格俳優ディンクレイジの存在なくして映画が成立しなくなってくる。
正直に言ってしまうと、作品を見ようと思ったきっかけとして、介護ビジネスの隙を突いた詐欺まがいな話に少しばかり興味があったのですが。映画の途中からは、ロシアマフィアがストーリーに割り込んで来る、普通の犯罪作品になってしまっているのがちょっとだけ残念な感じですかね。
しかも非情さが【ウリ】のマフィアであるのに。この相棒コンビだけは簡単には殺さない…等の都合の良さが発動してしまっていたり、、、と。マフィアを巡っての演出や話の展開がツッコミだらけなのは「ちょっとね〜」ってところでしょうか。
但し、ディンクレイジVS女性相棒(と言うかパートナー)コンビの後半は充分に楽しめました。

…ん?ロザムンド・パイクの話で始めたレビューなのに、途中からディンクレイジの話に移行してしまってますね、、、
まあ、仕方がないってのはありますね。
何たって

〝 ピーター・ディンクレイジ出演映画にハズレなし 〟

ですから。

そう思っていたら、何と2022年早々にピーター・ディンクレイジ《主演》映画が公開のニュース。
驚きのシラノ・ド・ベルジュラック役がディンクレイジ。
しかもしかもしかもしかもなミュージカル(@_@)
もう楽しみしかないぞ。

あ?肝心の映画本編ですが、後半はそこそこ面白く観ましたハイ

2021年 12月3日 角川シネマ有楽町