パーフェクト・ケアのryodanのネタバレレビュー・内容・結末

面白いか？と聞かれれば、そうでもない。けどなんか引っ掛かる。そんな作品。R・パイクが演じる強烈キャラは、グローバル経済の根幹にあるモチベーション。カネ儲けにフェアプレーもへったくれもない。騙すより騙される方が悪い。実際この価値観で世の中回っている。利用出来るものはとことん利用する。主人公の恋人も利用されている。多分ね。ただ、ここまでのキャラ設定だったら、周りの誰も信用しないはずだから、裏切られた時の保険も必ず考えているはず。が、そこの描写が一切ない。追う側のマフィアもしっかり殺さない。どことなく両者とも甘い。おまけに互いに手を携える結末はかなりの違和感が残る。まぁ、結局最終的に誰が儲けているのか？って考えると国なんだよね～。沢山儲けさせていっぱい税金納めさせる代わりに、彼等の都合のイイ様に法整備してあげる。主人公が見下している連中が年収1000万にも届かない人々なのだから。。。搾取されている事に気付いていない人達は気付いた方がイイね。