コミュ障なので、越してすぐ隣人と飲みに行くほど仲良くなれるのが信じられないっていうのはさておき…
でもよくよく考えたら、近所の人って知り合いのようで居て、顔合わせれば挨拶する程度で実は何も知らないんだよね、って空恐ろしくなる。
この映画の隣人は、ただ最初からストーカー気質のヤベェ奴ってだけでなく（ヤベェ奴ではあるんだけど。いきなり車沈めるし）特に描写は無くてもどことなく「寂しかったんだろうな…」ってバックボーンが感じられて良かった。
主人公は主人公で、特に悪意があって行動する訳でも無く、ただただ状況に流されて行くだけなのにどんどんドツボに陥って行く様が妙にリアル。やっぱ、人間関係にも断固とした意志を持って臨まないといけないんだな、大人って…
中盤、ちょっとしたボートチェイスがあるんんだけど、手漕ぎカヤックなのでシュールが勝つ。あと、「実は電車動いてませんでした」って、警察ザルかよ！
それ以外は、まあ思ったより良かった
