あらすじは全然悪くないです。
半分自暴自棄に生きる男の元に
「私はあなたの娘」と名乗る少女が。
半信半疑で
流されるままに一緒に住むと
お酒やタバコは取り締まられるし
生活が一気にかき乱されて…
初めて父を持つ少女と
初めて子供を育てる男が
心を通わせていくストーリー。
少女タルサが敬虔なクリスチャンのため
信仰の話が盛りだくさん。
クリスチャン映画として観るなら
まあまあのクオリティだとも思います。
ただ
演出が惜しいのはどうしても
触れずにはいられないというか…
見せ方が違っていたら
もっと響くんだろうなあ。
軽い相槌に合わせるように
トントンと展開していっちゃうのは
ちょっともったいなかったですね。
実話に基づいているそうなので
人と人が出逢い
変わるための一歩を踏み出す勇気や
自分たちの選択で固く絆を結ぶ様子を
素直に眺めたい日には良いかも知れません。
ラストも◯。