tako

ボーはおそれているのtakoのネタバレレビュー・内容・結末

ボーはおそれている(2023年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

・出産シーンの音と光の圧迫感で既に「これ途中で絶対パニック起こす❗️」とおもったけど、なんか不安要素を次々と摂取したら逆にさわやかな気持ちになって飯モリモリ食べて帰宅した。暴露療法3時間コース?

・あまりにも嫌なことだけが起こるから、途中まであれは全部ボーの被害妄想というか"起こりうる中で最悪の状況"が具現化してるんだと思ってた。治安が悪いのは本当だけどあそこまでじゃなくて、物乞いが追いかけてくるのとかは全部「こうなったらどうしよう」の想像…とか

・全然ストーリーと関係ないけど、医者の家にいた息子の友達、本当は壊れてしまった息子本人だったらどうしよう…。ポジション的には患者として家にやってきたボーと同じ立場のはずなのに、妹がやけに頼ってた気がするし。親は"英雄"になるはずだった息子がああなってしまったのを受け入れられずに"息子の友達のPTSD患者"として外には頼らず治療し、妹はその人が兄だと気づきつつもどうすることもできず、親への反抗をつのらせている…としたら

・幼少期にちょっと会っただけの男が現れて「ずっと君を待ってた…」なんて言うの相当怖いのに、エレインはなんで急にセックスする気になったのかなと思ったら、母の寝室に入った瞬間棚漁ってアクセサリー試したりしてて完全金目当てでわろた

と思ってたが、メイドに金握らせて殺したのも然りで母が全てを動かしてたってことはエレインも?殺すこと含めて合意で芝居してたんならマジで怖いな
tako

tako