あなたはこの男の嘘を見破れるか
っていう予告編の本作。
こういう予告編の作品って、意外と…という展開が多い気がしてたので、そういうつもりで鑑賞しました。
そういう意味では、思ったよりは楽しめたかなという印象です。
ただ、現実と小説(想像・創作)の部分が混ざっているので、何が真実だったのか、何を信じればいいのか、結局よくわからないままでした。
小説家の主人公が知っていることと、それをもとに想像したこと。
事実は小説より奇なりというけれど、面白い展開、読者が納得する展開っていうのは、必ずしも事実というわけではない、ってことなんですかね。
先の展開はなかなか読めなくて、登場人物の関係も少しずつ絡んでいるので、だんだんと解き明かされていく過程は結構ドキドキして面白かったです。
藤原竜也の曲者感はやっぱり健在でしたね。情けない感じの役はちょっと珍しい気もしますけど。
トヨエツの存在感は流石。